窓の幅を気にするお客様
第180話。
RAさとみは、お客様をいくつかのお部屋にご案内しています。
お客様は、部屋に入ると必ず、あるポイントをチェックするのです。腕を広げ、両手の人差し指を起点にサイズを測るのです。
そのポイントとは、ずばり「窓」。「窓」の幅を測っているのです。窓の幅を測るお客様の真意とは！？
ストーリー
さとみと福八店長より
福八店長
窓の幅にこだわっていらっしゃいましたね。
さとみ
ハイっ！
正確に言うと、窓の幅というより、カーテンのサイズを気にしてたんです。
福八店長
なるほど…
さとみ
引越し先の新居でも、今のカーテンを使いたいそうなんです。
福八店長
確かに…。
サイズが合わないカーテンを仕方なしに使っているのかな…
というお部屋もしばしば目にしますね…。
さとみ
せっかくなら、きっちり、サイズは合わせたいですよね。
福八店長
うーん、ちょっと、気になることが…
福八店長
窓の幅の確認ももちろん大事ですが、それ以上に、窓の高さはもっと重要ですよね。
さとみ
ええっ!!!
確かに、そうですよね。
福八店長
ちょっとお客様に確認してみてください！
さとみ
は、はい！
さとみ
カーテンのサイズの件ですが…
幅はOKとのことですが、高さは大丈夫ですか？測りました？？？
お客様
あ、大丈夫です。余ったら、パッチワークで、クッションカバーにしますから！
さとみ
それなら、よかったです！手芸ができるなんて素敵ですね♪
お客様
カーテンのサイズが窓とぴったり合っていれば、風水的にもいいですからね♪
福八店長
よかった、よかった！
さとみ
すごいなぁ～。手芸に風水か…。私もいろいろと特技を身に着けよう！
うふふふふふふふふふっ！！
