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賃貸は都市ガスとプロパンガス、どちらの物件がいいのかを解説します!

賃貸生活の支出に関して、家賃のほかに光熱費も重要なポイントのひとつですね。今回は、その中でも「ガス」がテーマです。

都市ガスの方が人気がある

都市ガス

お部屋探しをする人の条件として、「都市ガス」の方が圧倒的に人気です。

子供のころから、都市ガスをあたりまえのように使っている世代は、プロパンガスの存在さえ知らないほどです。(人気がある無しの対象外…)

人気の理由をそれぞれ解説します。

都市ガスの方が料金が安い

都市ガスが人気がある最も大きな理由の一つは「ガス料金」。プロパンガスと比較して安いことです。

生活するうえで、光熱費のひとつである料金が安いのは、とてもありがたいですね。

一方で、高い安いは比較論であって、極端な言い方をすれば、「プロパンガスよりは全然安い」という方がしっくりくるかもしれません。

実際によく聞く声は、「都市ガスは安いよね」というより、「プロパンガスは高いよね!」といういい方です。都市ガスを利用していた人が、引越しをして、引越し先のその物件がプロパンガスだと、ガス代の違いにびっくりして、そう伝わってしまってます。

都市ガスの方が街が都会

都会

物件が都市ガスということは、その物件が立っている土地の前に都市ガスの配管があるということです。わかりやすく「都会」か「田舎」かで表現すると、「都会」なのです。

殺風景な田舎より、便利のいい都会の方がイメージ的にいいですよね。

ガスの配管は、人口密度が低いところはインフラ整備ができていない傾向にあります。逆に言うと、住宅が立ち並んでいる地域(いわゆる都会)はガスの配管インフラが整っているのです。

プロパンガス物件の方が家賃が安い

プロパンガスのボンベ

プロパンガスの物件の方が家賃が安い傾向です。

上記の事柄を反映すると、都会は田舎より土地価格が高く、また、利便性という付加価値があります。当然に賃貸物件の家賃相場もそれに相当した金額になります。

また、都市ガスは賃貸物件の前面道路からガス管を引き込む工事が必要です。道路内の引き込みはガス会社負担ですが、敷地内の配管工事は物件オーナーの負担になります。

ガス管を引き込むのに例えば、10世帯のアパートで340万もの費用がかかるという試算があります。アパートの建築コストにあたりますから、これば家賃にも影響します。つまり、家賃が高くなる可能性大です。

プロパンガスはインフラ工事はいらないので、建築コストの負担等の影響はありません。そして、都市ガスの配管が無いエリアということは土地価格も安いということで、家賃も安く設定されます。

プロパンガスの方が物件設備がよい

追い焚き付き浴槽

年々、都市ガスのエリアは拡大しています。プロパンガスも民間企業が運営しているので、生き残りのための戦略を立てます。

アパートなど賃貸物件のオーナーに対して、ガス設備等を無償提供し、自社のガスを使ってもらうという企業努力をするのです。

具体的には、ガスコンロ、給湯器、浴室乾燥機、追い焚き機能付きバスなどで、場合によってはテレビモニターホンや、温水洗浄便座、エアコンなどを提供するケースもあります。

プロパンガス会社としては初期投資です。そのあと、ガス料金で収益を得るのです。

賃貸オーナーにとっては建築コストが大幅に下げられ、ガス会社はガス供給による収益が得られ、入居者はガスコンロや追い焚き機能やモニターホンなど、本来なかった設備がついて、生活が便利になるという、それぞれにメリットがあります。

都市ガスの場合、一人暮らし用の物件など、「追い焚き機能浴槽はコスト高いからナシ!」、「ガスコンロは自分で購入してもらえばいいからナシ!」という展開になりがちです。

プロパンガスの方が万一の災害でも使える

災害復旧作業

都市ガスは、大きな地震が発生した場合、地盤のずれなどで配管に異常、破損があった場合に一切使えなくなります。地震の場合、広域になり修理もいつになるかわかりません。その間はガスは利用することはできません。

しかし、プロパンガスの場合、宅内のガスタンクからの供給なので、災害時のリスクは極めて少ないのです。

プロパンガスの方がCO₂の排出量が少ない

地球環境にやさしい

地球環境のためにはプロパンガスの方がよいです。

その理由は、都市ガスの原料である液化石油ガスよりプロパンガスの原料である液化天然ガスの方が、CO₂の排出量が少ないからなのです。

近年の非常に強い台風やゲリラ雷雨、季節外れの暑さ寒さ、食料の不作、漁業の不漁などなど、環境破壊の影響が身近に迫っており、脅威を感じている人も少なくないはずです。これらの環境破壊は、CO₂の排出量の増加による地球温暖化が原因といわれています。

 

まとめ

都市ガスとプロパンガスの違いはご理解いただけたでしょうか!?

それぞれにメリット・デメリットがあります。ですから、タイトルのように「どちらがいいか!?」という二者択一での正解はありません。

結局、「都市ガスだからOK!」、「プロパンガスの物件だからダメ!」という単純なことではなく、家賃を含めたトータルの支出のことや、周辺の住環境のこと、周辺物件との比較など、トータル的に検討することが大切ですね!ということで、まとめます。

最後まで、お読みいただきありがとうございました。