ブログ記事更新!「広い部屋にこだわらない!狭い部屋のメリットとは?」
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テラスハウス物件のメリット・デメリット

「テラスハウス」とは、賃貸物件のうち、アパート、マンションでもない形態の物件で2階建てのいわゆる長屋のことです。1階と2階で構成された一世帯が、横に連なっている形状の賃貸物件です。

さて、このテラスハウスは上下階が使えるということで、戸建て住んでいる感覚に使いということで、人気がありますが、具体的にそのメリットとデメリットを解説します。

メリット

上下階の騒音トラブルになりにくい

テラスハウスはこの構造上、上下階の騒音トラブルになりにくというメリットがあります。

賃貸物件の管理会社に相談(いわゆるクレーム)依頼で最も多いのが「騒音」に関するものなのです。

騒音の対応依頼は、両隣、上下、その他が発生源なのです。例えば、両隣は声やテレビなどのボリュームが大きいことで、注意すれば改善するケースが多い一方で、なかなかそうはいかないのが、上下階の騒音です。

ほとんどが、下の階の住人が上がうるさいとの内容ですが、この大人発生原因は、声でもなく、テレビの音量でもなく、歩く音なのです。走り回ったり、どしどし歩くのを改善してもらえば、改善はしますが、ただ歩いているだけの生活音が、うるさいというケースも少なくありません。

2階の騒音

普通に歩いていて、うるさいというなら、改善するには、常に家にいる時は、抜き足差し足で歩かなければなりません。これでは、あまり現実的ではありませんよね。

テラスハウスなら、1階2階が自身の世帯なので、騒音トラブルになりにくいというわけです。

子供の足音トラブル防止

また、もう一つ、騒音トラブルで困難なケースがこれです。小さなお子さんの場合です。

元気な盛りの小さなお子さんだと注意してもなかなか、改善が難しいのです。

テラスハウスなら、上下階が自分の居住世帯なので、その問題は発生しないというわけです。(但し、音は斜めにも伝わります。それほど大きい音を発生させることは別の問題なので、ここでは省略いたします)

受験生、テレワーク。家族間のプライバシーの確保に

テレワーク

テラスハウスなら、家族間のプライバシーを保ちやすいというメリットがあります。

お子さんが受験生であったり、最近では、テレワークをするケースもあり、これらのケースにプライバシーを確保するということはとてもメリットがあります。1階と2階で空間を切り分けられている構造がそれを作り出せるのです。

ワンフロアーでも、個室があれば同じでは?

というご意見もあるかと思いますが、意外と家族が生活している気配は気が散るものです。また、小さいお子さんは同じフロアーにいる場合には、邪魔しに来る(?)ハードルが低くなってしまいます。

テラスハウスのように、上下階で分かれていた方が、その心理的なハードルがあがって、気軽に邪魔しに来られにくいのです。

日当たりがよい可能性が高い

日当たりがいい部屋

住宅地にある物件は、とかく他店の同士が密集しがちです。しかし、テラスハウスなら基本的には2階建てなので、仮に1階は日当たりがよくなくても2階なら日当たりはよいので、全く日が当たらないという状態にはなりにくいのです。

実際に建築プランを作成する時に、こういう考え方をするケースも少なくありません。

前面に立てものがある立地の場合に、一般的なアパートだと1階が日当たりが悪くなり入居率が悪くなったりするのを敬遠し、2階建てのテラスハウスにすることがあります。各世帯に日当たりがいい部屋を確保するためです。

デメリット

専有面積に対する有効面積が狭い

テラスハウスは階段があります。実はその階段部分も専有面積に入っています。「テラスハウスは狭い」と単純に言われることがありますが、そうではなくて、専有面積に対して階段部分があるので、有効面積が少ない(狭い)という意味になります。

階段下も収納スペースにしているケースも多く、大きなデメリットではないと思われます。

家事がたいへん

洗濯物は2階で干す

テラスハウスは家事がたいへんになることがデメリットです。

例えば、掃除。1階を掃除機をかけて、それなりに重い掃除機をもって2階に行かなければなりません。

そして、洗濯です。多くの場合、洗濯機置き場は1階にあります。そして、日当たりもよく、人目にも付きにくく、防犯上もよいことから、2階に干すのですが、脱水したとはいえ、水分を含んだ洗濯物は思い…。重い洗濯物をもって、階段を上って2階のベランダで干す。ちょっと、大変ですね。

このようにテラスハウスは1.2階の上り下りがある、つまり、家事導線が上下に長くなるというÐメリットがあります。

階段の上り下りのリスクと負荷

階段から転げ落ちる

階段のリスクがあります。

  • 小さいお子さん
  • 忙しい朝に慌てている時
  • 寝ぼけている時
  • お酒で酔っている時

階段は上る時にこけてしまったり、降りる時に、踏み外して落ちてしまったりするリスクが付きまといます。会社や学校、デパート、ショッピングモール、公共施設などの階段と比較して、テラスハウス(に限らず、住宅全般ですが。)の階段は、限られた広さの中で2階まで昇るので、急角度になります。

騒音のリスク

テラスハウスのメリットとして、上下階の騒音トラブルになりにくいというポイントを上げました。しかし、それは、あくまで上下階のトラブルがないということであります。音はいろいろな方向にも伝わります。

「周辺住人に自分の騒音で迷惑がかからない」、逆に「まわりの騒音の影響が自分には無い」ということは期待できません。両隣、斜め上下に迷惑をかけてしまったり、逆に騒音が気になったりすることは当然にあります。

このこと自体がデメリットというよりも、むしろ、騒音に対して「過度な期待」から、その後の現実とのギャップが発生しがちということが、デメリットとなる可能性があります。

物件が少ない?

物件が少ない

テラスハウスは、物件数が少ないことが、デメリットといえます。物件自体のデメリットというより、探しにくいというデメリットです。

数が少ないので、自分の住みたいエリア、希望の家賃の範囲内の価格帯の物件に出会えることが少ないのが、現実です。

まめに、賃貸ポータルサイトを閲覧するか、希望条件をリクエストしておくかなどの長期的なお部屋探しをすることが必要です。

 

まとめ

テラスハウスのメリット・デメリットの解説でした。

上下階の騒音トラブルでお悩みの人、ご家族内のプライバシーを確保したいご家族などは、相性がいい賃貸物件の形態です。

物件数が少ないので、探しにくいのがやや難点ではありますが、テラスハウスに入居できたなら快適な生活が期待できますね!

それでは、あなたに素敵なお部屋が見つかりますように♪