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賃貸契約の入居審査とは?通る人・落ちる人の違いを深掘り解説

入居審査の目的と概要

賃貸契約の入居審査は、賃貸物件のオーナーや管理会社が、入居希望者が契約条件を満たし、安定した賃料支払いが見込めるかを確認するための必ず通る過程です。

審査では、入居希望者の信用情報、収入状況、勤務状況、過去の賃貸履歴、また、マンションの内外の住人とトラブルをおこさず平穏に生活できるかなどがチェックされます。

入居審査の流れ

  1. 申込書の提出:入居希望者は、賃貸物件の申込書に必要事項を記入し、提出します。
  2. 書類の提出: 入居希望者は、収入証明書や身分証明書など、審査に必要な書類を提出します。
  3. 審査の実施: 管理会社やオーナーは、提出された書類をもとに、入居希望者の信用情報や収入状況をチェックします。
  4. 結果の通知: 審査が完了すると、入居希望者に審査結果が通知されます。承認されれば契約手続きに進みます。

申込書の提出

入居希望者は、賃貸物件を申し込む際に、申込書に必要事項を記入して提出します。この申込書には、個人情報(氏名、住所、生年月日など)、職業、収入、現在の住居情報、連帯保証人の情報(必要な場合)などが含まれます。

申込書の内容は、審査の基礎となるため、正確かつ詳細に記入することが重要です。

書類の提出

申込書の提出後、入居希望者は審査に必要な書類を提出します。これには以下のようなものが含まれます:

  • 収入証明書: 給与明細や源泉徴収票、確定申告書など、収入状況を証明する書類。
  • 身分証明書: 運転免許証やパスポート、健康保険証など、本人確認のための書類。
  • 在職証明書: 勤務先から発行される、現在の雇用状況を証明する書類。
  • 住民票: 現住所を証明する書類。

これらの書類は、入居希望者の経済的な信頼性や身元の確認を行うために重要です。提出する書類は物件や管理会社によって異なります

必ずしも、必要ない場合もありますし、逆に、他の種類の提出を求められることもあります。仲介会社(管理会社)の営業担当者に、事前に確認しましょう。

審査の実施

管理会社やオーナーは、提出された書類をもとに入居希望者の審査を行います。審査内容には以下のようなものが含まれます。

  • 信用情報の確認: クレジット、ローンなど、過去の借入れ、支払い遅延などの情報をチェックします。
  • 収入状況の確認: 安定した収入があるか、賃料に対する収入の割合(通常、賃料の3分の1以下が望ましい)などを評価します。
  • 勤務状況の確認: 在職期間や職種、勤務形態などを考慮します。
  • 居住歴の確認: 過去の賃貸履歴や、退去時のトラブルの有無などを確認します。

審査は、入居希望者が賃料を支払い続けられるかどうか、そして、(※)物件を適切に管理できるかどうかを判断するための重要なプロセスです。

(※)「物件を適切に管理できるかどうか」…かみ砕いて表現すると、入居中に、部屋の設備などを常識的に、丁寧に扱う、掃除やメンテナンスをするということです。

審査結果の通知

審査が完了すると、入居希望者に審査結果が通知されます。結果は通常、書面やメール、電話などで伝えられます。

審査が承認された場合、入居希望者は賃貸契約の締結手続きに進みます。この際、敷金や礼金、保証金などの初期費用の支払いや、契約書への署名・捺印が行われます。

一方、審査に落ちた場合、具体的な理由はほとんど明示されません。

その理由は、現在、ほとんどの入居審査は、賃貸の管理会社が提携している保証会社により、信用情報を基に判断しており、管理会社には、そこから「〇」か「×」のいずれかの通知しかありません。

具体的な内容は重要な個人情報にも関わることで、保証会社も管理会社に開示することはないからです。

主な審査内容

  1. 信用情報: 過去のクレジットカードの使用履歴、ローンの返済状況、延滞記録などが確認されます。
  2. 収入状況: 安定した収入があり、賃料の支払いに問題がないかが評価されます。一般的に、月収の3分の1以上の賃料は支払い能力が不足しているとみなされることがあります。
  3. 勤務状況: 勤続年数、雇用形態(正社員、契約社員、アルバイト等)、職種などが考慮されます。安定した職に就いていることが望ましいとされます。
  4. 居住歴: 過去の賃貸契約での履歴、トラブルの有無、退去理由などがチェックされます。

 

信用情報

審査では、過去の金融取引(キャッシング、ショッピングローンなど)履歴や支払い履歴がチェックされます。

延滞や債務整理の記録があると、信用度が低いと判断される可能性があります。

収入状況

安定した収入が重要視されます。契約賃料の3分の1程度の月収があることが一つの目安とされています。

収入証明書や給与明細などで収入状況を証明します。

勤務状況

一般企業の正社員や公務員など、安定した雇用形態が入居審査では通りやすい傾向があります。アルバイトや契約社員、自営業の場合、審査に影響することがあります。

勤続年数が長いほど、安定した収入源があると判断されやすくなります。

居住歴

過去の賃貸契約でのトラブルや滞納の有無がチェックされます。スムーズに退去していることが望ましいとされます。

居住歴が安定していることも、プラスの評価につながります。

審査基準の変動について

前にも少し触れましたが、審査の基準は様々な要因で、変動します。Aという物件で、審査がNGでもBという物件ではOK。また、Aという物件で、いったんNGであっても、何かの項目を適切に置き換えることでOKとなることもあります。

  • 物件の立地や条件: 物件の立地や賃料、設備などによって、審査基準が異なる場合があります。人気のエリアや高級物件ではより厳しい審査が行われることがあります。
  • 管理会社やオーナーの方針: 管理会社やオーナーによって、審査基準や重視するポイントが異なります。一部の管理会社では、独自の審査基準を設けている場合もあります。
  • 市場状況:不動産市場の状況によっても審査基準が変動することがあります。入居者が少ない時期には審査が緩和されることもあります。

 

入居審査にかかる時間

入居審査にかかる時間は、一般的に即日から1週間程度です。しかし、この期間は以下のような要因によって変動することがあります。

  • 書類の提出状況: 必要な書類がすべて揃っている場合、審査はスムーズに進みます。不備があると時間がかかることがあります。
  • 管理会社の対応速度:管理会社の業務量や対応速度によっても、審査期間は変わります。
  • 連休や年末年始: 連休や年末年始など、業務が停滞する時期に申し込むと、審査に時間がかかることがあります。

審査の時間がかかる事例

通常よりも審査に時間がかかるケースがあります。審査に時間がかかり、不安に思うこともあると思いますが、これを把握しておけば、不安もやわらいだり、そもそも、迅速に処理が進み、時間の短縮になります。

  1. 書類の不備: 書類に不備があると、再提出が必要になり審査期間が延びます。
  2. 追加情報の要求: 審査中に追加情報が必要と判断された場合、その情報を提供するまで審査が中断されます。
  3. 審査担当者の判断:審査担当者が慎重に審査を行う場合、特に信用情報に問題がある場合、審査期間が長くなることがあります。
  4. 連絡の遅延:入居希望者や連帯保証人からの返答が遅れると、審査期間が延びます。
  5. 担当者の業務遅延:審査にかかわるいずれかの担当者の業務が、物理的、怠慢など何らか事情で遅延することがあります。本来あってはならないことです。

入居審査がNGになる理由

入居審査がNGになる理由を解説します。

入居審査で不合格になる主な理由は以下の通りです。

  1. 信用情報に問題がある: 過去の延滞や債務整理、ブラックリスト掲載などがある場合。
  2. 収入が不安定または不足: 安定した収入がない、または賃料に対する収入が不足している場合。
  3. 勤務状況が不安定: アルバイトや派遣社員など、雇用形態が不安定だったり、勤続年数が短い場合。
  4. 居住歴に問題がある:過去の賃貸契約でのトラブルや、頻繁な引越しなどがある場合。
  5. 連帯保証人の不在または条件不足: 連帯保証人がいない、または連帯保証人の信用情報や収入が不足している場合。

信用情報に問題がある

過去にローンの返済を滞納したり、クレジットカードの支払いを遅延させたりした記録があると、信用度が低いと判断されます。

債務整理や自己破産の履歴も、審査に悪影響を与える要因となります。

これらの詳細は、管理会社は把握できず、「NG」のみ連絡を伝えるだけとなります。

収入が不安定または不足

収入が賃料の3分の1未満である場合、賃料の支払い能力が不足していると見なされることがあります。

不定期な収入や、契約社員・アルバイトといった不安定な雇用形態も通りにくくなる要因と推測されます。

勤務状況が不安定

勤続年数が短い場合や、派遣社員・アルバイトなどの不安定な雇用形態は、収入の安定性に疑問が持たれることがあります。

職業や業種によっても審査の結果が異なる場合があります。

居住歴に問題がある

過去の賃貸契約でのトラブルや、頻繁な引越しは、信用度に悪影響を与える可能性があります。

退去時に修繕が必要な状態であった場合なども、マイナス評価の要因となります。

連帯保証人の不在または条件不足

連帯保証人がいない場合や、連帯保証人自身の信用情報や収入が不足している場合は、審査に通りにくくなります。

連帯保証人が必要な物件や契約条件の場合、連帯保証人の選定は慎重に行う必要があります。

※現在の賃貸借契約では、連帯保証人を付けるのではなく、保証会社に加入するケースがほとんどです。

 

審査が通らなかった場合の対応

審査が通らないということは、気分がいいものではありません。

せっかく、素敵な新居を見つけたと思ったのに…

落ち込んだり、感情的にならないで、いきましょう!

審査の方法を変えることで、審査通過する可能性があります。

審査が不可となっても営業担当ともめるのではなく、通る方法を相談してみましょう。

  • 信用情報の確認の念押し…同姓同名の第三者と誤認はないか?
  • 提出書類の再確認…記入事項に間違いないか?
  • 保証会社の変更が可能か?…異なる保証会社を経由して、再審査することも不可能ではありません。

状況的に、無理なようなら、割り切って、他の物件を探すこととなります。

まとめ

入居審査は、賃貸契約の重要な一歩です。

審査に通ることで、新しい住まいでの新たな生活が始まります。 もし、残念ながら、審査NGとなり挫折を感じたとしても、それは、ある意味では貴重な経験です。

NGとなった場合、心当たりがある人も、ない人も、異なる物件で、再びチャレンジすることができます。

入居審査は、必要事項の記入や提出書類を集めたり、準備と手間が必要ですが、その先には希望に満ちた明るい新居での生活が待っています。あなたの理想の住まい探しが、素晴らしいものになりますように!

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