梅雨でも快適!カビ・湿気・洗濯物対策ができる賃貸の探し方
梅雨の時期、賃貸暮らしでよくある3つの悩み
6月に入ると、本格的な梅雨シーズンが始まります。雨が続くと外出が億劫になるだけでなく、賃貸のお部屋でもいろいろな悩みが出てきませんか?
とくに一人暮らしやお子様のいる家庭では、次のような“梅雨あるある”に困っている方が多いようです。
部屋の湿気がこもってジメジメする
雨の日が続くと窓を開けることが少なくなり、気づくと部屋の空気がムッとする…。
とくに1階の部屋や、窓が少ない間取りでは、湿気がこもりやすくなります。空気の入れ替えができないと、不快感が続くだけでなく、健康にも影響が出ることも。
カビが発生しやすくて心配
キッチンや浴室、押し入れなどは湿気がこもりやすい場所。
換気が不十分だったり、通気性が悪かったりすると、知らないうちにカビが発生してしまうこともあります。
壁や天井に黒い点々を見つけてショック…というのも、梅雨の時期にはよくある話です。
洗濯物が乾かず、部屋干しのニオイが気になる
外に干せない日が続くと、仕方なく部屋干しに。
でも風通しが悪いと、なかなか乾かないうえに生乾き臭が発生してしまうことも。
一人暮らしでも洗濯物は毎日出ますし、毎回コインランドリーを使うのも手間とお金がかかりますよね。
梅雨でも快適に暮らせる賃貸物件の選び方
梅雨のジメジメ・カビ・洗濯物問題…。
実は、物件選びの段階で“対策ができる設備”が備わっていれば、これらの悩みはかなり軽減できます。
ここでは、梅雨の時期にこそチェックしたい賃貸設備や間取りのポイントをご紹介します。
浴室乾燥機があるかをチェック!
梅雨時に強い味方となるのが「浴室乾燥機」です。お風呂場で洗濯物を乾かせるので、天気を気にせず部屋干しができます。
湿気がこもりにくく、カビ防止にも◎。
最近では乾燥だけでなく「暖房」「涼風」など多機能タイプも増えており、年間を通して活躍します。
室内物干しスペースがあると安心
洗濯物を干す場所が室内にしっかりあるかも、見逃せないポイントです。
天井からワイヤーが降りるタイプや、壁付けタイプなど、備え付けの物干しスペースがある物件なら、毎回の部屋干しもスマートに。
突っ張り棒や後付けよりも安全性が高く、見た目もスッキリします。
通気性の良い間取りで湿気を逃す
意外と見落としがちなのが“風の通り道”。
窓が2方向にある部屋や、玄関からベランダまで空気が抜ける間取りは、湿気がこもりにくく、梅雨時も快適です。
内見時には、実際に窓を開けて風の通りを体感してみましょう。
防カビ・防湿仕様の建材や設備があるか確認
最近の新しい物件では、カビや湿気に配慮した内装材を使っていることもあります。
たとえば「調湿効果のある壁材」「24時間換気システム」「珪藻土の壁」など。
説明書きや設備シートに記載があることも多いので、気になる場合は不動産会社に確認してみましょう。
内見時にチェックしたい梅雨対策ポイントまとめ
設備や間取りに注目するのはもちろん大事ですが、実際の内見のときに“目で見て”、“体感して”、”確認すること”が、後悔しない物件選びのポイントです。
ここでは、梅雨時期でも快適に暮らせるかどうかを判断するためのチェックポイントをまとめました。
浴室乾燥機がちゃんと作動するか確認
「浴室乾燥機つき」と書かれていても、古くて機能が弱いものもあります。
内見時に電源を入れられるなら、実際に作動音や風量をチェックしてみましょう。
室内物干しスペースの位置と広さをチェック
天井の物干しワイヤーなどが家具や照明の邪魔にならないか、高さが使いやすいかを確認。
備え付けのタイプなら、耐荷重や設置場所も見ておきましょう。
窓を開けて風の通りを体感
できれば複数の窓を開けて、風がスッと抜けるかどうかを確認してみてください。
においがこもっていないかも、湿気対策としての大事なヒントになります。
収納やクローゼットの中に湿気やカビの気配がないか
扉を開けて、においや壁の黒ずみがないか要チェック。
特に北側にある収納や、換気が悪い場所はカビが発生しやすいので注意です。
壁や天井に「黒いポツポツ」などのカビ跡がないか
見た目がキレイでも、「よく見るとカビ跡が…」ということも。
とくに浴室や脱衣所の天井まわりは要チェックポイントです。
梅雨を快適に乗り切るには“設備選び”がカギ!
ジメジメとした梅雨の時期でも、設備や間取りにちょっと気を配るだけで、毎日の暮らしがずっと快適になります。
とくに「浴室乾燥機」や「室内物干し」「通気性の良さ」などは、見た目のオシャレさ以上に“暮らしやすさ”を左右するポイントです。
これから賃貸物件を探す方は、ぜひ梅雨のことも想定しながら、内見や設備チェックをしてみてくださいね。
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