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ゼロゼロ物件の短期解約違約金とは?

短期解約違約金について

敷金、礼金がない、いわゆる「ゼロゼロ物件」が増えてきました。

ぜろぜろ物件であれば、賃貸借契約の時に支払う初期費用がかなり安くなるので、金銭的にらくらく引越しできるできますね。

このような物件が増えると、引越しをしようとして賃貸物件を探している人にはうれしい限りです。しかし、きちんとこのゼロゼロ物件の借り方を理解していないと、解約する時に思わぬトラブルになることがあります。

こちらの記事でゼロゼロ物件の趣旨や契約条項ををよく理解すれば、後々の「知らなかった!!!」などと後悔することはありません。

素敵で、お得な物件を探してくださいね。

従来の賃貸の契約金の相場

さとみ
さとみ

アパートを借りる時って、最初に契約金として何十万円ってお金が先にかかるんですよね???

福八店長
福八店長

まぁ、そういう時代もありましたね。約10年前までは、賃貸物件の契約というと、家賃の6~7か月分くらいの契約金を用意が必要ですと言われていました。

福八店長
福八店長

内訳は、敷金二ヵ月+礼金二ヵ月、仲介手数料、前家賃、保険、鍵交換、保証料などです。たとえば、5万円の家賃なら、おおよそ35万円以上必要というわけですから、借りる方としては、かなりの負担ですね。

福八店長
福八店長

あくまでも、何年も前の話です。今の一般的な相場は、家賃に対して4ヵ月くらいになってます。

さとみ
さとみ

なるほど、そうなんですね。でも、やっぱり、家賃の4か月分でも、お客さんにとっては大きいお金ですね^_^;。

 

ゼロゼロ物件登場

福八店長
福八店長

でもご安心ください!

そのような、ご要望がきっかけで、初期費用を軽減する一つの借り方として、敷金と礼金を無しにした「ゼロゼロ」物件が、登場したんですね。

これは、「一つの借り方」という書き方をしましたが、これが実は重要なポイントで、同じ物件、同じ部屋で、「敷金、礼金がある」募集形態も存在するのです。

ゼロゼロ物件は、家賃が若干、高めに設定されています。

たとえば、通常募集「家賃5万円」、ゼロゼロ募集「家賃5.3万円」とか。。。(例)

この高めに設定された家賃は、礼金や敷金をゼロとして、入居時の負担を軽減する代わりとするものなのです。

 

ウィンウィンの関係

tankikaiyakuiyakukin01家賃が上がるというと、拒絶反応を起こす人もいらっしゃいますが、ゼロゼロ物件は、貸主、借主ともにメリットが大きい貸方で、WIN-WINのサービスといえます。

 

 

 

借主のメリット

借主にとっては、引っ越したいときに、大きな費用を負担することなく借りることができます。

手持ちのお金が少ない場合や、貯金はあるけれども取り崩したくない場合など、ゼロゼロ物件はとても魅力的です。

 

貸主のメリット

貸主にとっては、初期費用を軽減するタイプ、つまり「ゼロゼロ物件」という貸し方を増やすことで、入居者の選択の幅を増やすことになります。

結果的に、ニーズを幅広く取り入れば、早い「入居者の決定」を期待できるのです。

 

短期解約金の意味

原状回復の費用は、原則、借主から故意過失以外と特約によるもの以外は貸主が負担することになっているので、将来の費用負担に充てるべき家賃の一部が、短期で解約になってしまうと補てんできません。

そのために設定されているのが、短期解約違約金なのです。

短期解約違約金の相場としては、1年未満の解約は家賃の2か月分、1年以上2年未満は家賃の1か月分としてかかるのが一般的です。(もちろん例外もあるので、募集要項や重要事項説明、契約書を確認しましょう)

事情があって解約するのに短期解約金が高いという意見もありますが、それは、借主、借主それぞれ双方で立場が異なれば考え方も違うのもので、下記のような一定の基準で設定されているものなのです。

 

  1. 「契約書」に消費者の負担額が明確に記載されて合意していること。
  2. その内容が信義則に反して不合理な内容で無いこと。
  3. その金額が不当に高額でないこと。

 

短期解約違約金の支払い方法

ゼロゼロ物件の契約は前提条件として、借主が保証会社に加入することが必須となります。

何か事情があって、短期で解約し短期解約違約金が発生した場合には、通常、引き落としや振り込みなど指定の方法で支払うこととなります。

万が一、借主がその短期解約違約金の支払いを拒んでも、保証会社が、大家さん(管理会社含む)に支払いをします。

支払をしない借主は、その後、保証会社から請求を受けることとなります。

 

まとめ

たとえば、携帯電話を持つとき、ほとんどの人は、携帯端末代金を何万円も支払って購入するのではなく、月々分割にして利用するケースが多いと思いますが、それに近い感覚です。(賃貸借契約と、物販のケースのたとえですので、本質は異なりますので、あくまでも、例えですのでご了承ください)

初期費用が多いより、月々分割の方が、経済的にもやさしいのです。

契約の条件は、事前によく確認しましょう。

自分にとって、「お得な条件」と、状況によって「負担が発生する事項」をしっかり理解して、メリットと万が一のデメリットを総合的に判断し、素敵な物件を探しましょう!

 

 

ゼロゼロ物件は危険!?メリット・デメリットを理解してお得な部屋探し
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